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テクノストレスにさらされ続けて四半世紀の音楽好きエンジニアがおすすめする癒し系音楽集。このページでは「巣鶴鈴慕〜尺八の神髄/山口五郎 他」をおすすめしています。

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巣鶴鈴慕〜尺八の神髄/山口五郎 他

このCDには、次の4曲が収められています。

  1. 琴古流尺八本曲「巣鶴鈴慕」(そうかくれいぼ)。演奏:山口五郎。
  2. 道曲「産安」(さんあん)。演奏:横山勝也。
  3. 都山流尺八本曲「木枯」(こがらし)。演奏:山本邦山。
  4. 琴古流尺八本曲「鹿の遠音」(しかのとおね)。演奏:青木鈴慕(二世)、横山勝也。

「巣鶴鈴慕」は、別名「鶴の巣籠」といいます。雛鳥の誕生から、巣立ち、親鳥の死を表現した曲です。琴古流とは、18世紀中頃の虚無僧である初代黒沢琴古が日本各地の虚無僧寺に伝わる楽曲をとりまとめて、創始した流派です。とりまとめられた曲は36曲あり、これらが琴古流本曲と呼ばれています。

「産安」は、昭和〜平成の尺八奏者、海童道祖(わたづみどうそ)が即興的に編曲した作品です。演奏技法が非常に難しいといわれています。オリジナルは、明治時代の虚無僧、神保政之助が奥州地方に伝わる「サンヤ」という曲を元に編作曲した「神保三谷」という曲です。

「木枯」は、都山流本曲のひとつです。都山流は、明治期に初代中尾都山が創始した流派。都山らは、それまでの宗教的雰囲気の強い尺八音楽とは異なった、新しい曲を作曲し、それらを本曲としました。「木枯」は、都山が関東大震災に直面し、一面の焼け野原を見た時に即興的に作曲した作品です。

「鹿の遠音」は、秋の山奥で遠くから聞こえてくる鹿の鳴き声を表現した曲といわれています。2人の演奏者が交互に演奏するというスタイルの曲です。

尺八の音楽は、虚無僧が禅の修行のために奏でた音楽をルーツに持っています。そのためでしょうか、聴き終わった後、なにか心がスッキリした気分になります。いろんな思いが溜まった時、このCDを聴いて心の大掃除をしてみませんか。

詳細はこちらからどうぞ。

PS

小咄です。

「この尺八は1本100万円です」「たけっ!」